単身者には宅配業者による引越しが人気ですが、「一人暮らしだからヤマトにしよう!」といった思い込みは危険!
単身者は、一般的な引越しだけでなく「家具や家電はレンタルする」「新居で家電・家具は揃える」などさまざまな引越しスタイルがあるため、それによって料金も大きく変わります。
そのため、他人の「ここの業者なら安かったよ!」という口コミが自分には当てはまらないことも。
安く引越しをするには、それぞれのスタイルに合ったプランを見つけることが大切です。
ここでは、インターネット上で単身での引越し経験のある方にアンケートをとって、その結果をもとに時期別の料金相場と各社のプラン・料金を比較してみました。
(アンケートをとったサイト:クラウドワークス)
単身の料金相場を月・曜日別に比較
まずは月別の平均をまとめてみました。
意外にも3月よりも4月の方が高いという結果に(*_*)
繁忙期が高いというのは有名な話ですが、転勤などですと引っ越す月は選べないので引越した曜日を平日と休日・祝日で分けて集計してみました。
平日と休日・祝日の料金相場を比較
平日を選んで引越しをするだけで、相場が5,000円近く安くなるという結果になりました。
平日を選択するだけで5,000円安くなるという簡単な節約方法ですのでぜひ参考にしてください。
一番安いのはどこ?
単身引越しで人気の引越業者8社の料金平均をまとめました。
※時期や曜日によって大きく料金は変わるため参考程度にしてください。
やはり宅配業者での引越しが安い傾向にあるということです。
ただ、宅配業者を利用して安く済むという方は荷物が少量であることが多いです。そのため金額が安く済むのです。
結局、どの業者が一番安く利用できるかは荷物の量によって決まるというわけです。
私も単身引越しのときはいつもクロネコヤマトを使っていたのですが、一度引越専門業者を利用したらそちらの方が3万円も安かった、ということがありました…!
一度、宅配業者と引越専門業者の料金を比較してみることをおすすめします。
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赤帽はなぜ安い?
赤帽が圧倒的に安いという結果になりましたが、赤帽が安いのには理由があります。
基本的に軽トラック1台と作業者1名で対応するため、大きなトラックや大人数のスタッフで対応するよりも安上がりなのです。レンタカーを借りて自分で引越しをするよりも楽で安く済むかもしれません。
赤帽は「全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会」という団体に登録してそれぞれで事業を行っています。「軽自動車を使用して運送を請け負う個人事業主の集合体」であるため、ひとつの会社に所属しているわけではありません。
そういった形態であるがゆえに、いわゆるハズレの作業員に当たってしまうと荷物を雑に扱われたりと対応が悪いことも。
また、スタッフが1人であることがほとんどであるため、大きな家具を運ぶときに自分も手伝うことになったという口コミも多いです。安く引越しができる分、そういったリスクも考えておかなければなりません。
そのため、シニアの方や女性の方は作業人数を増やしてもらうか他社に依頼することをおすすめします。
各業者単身向けプラン比較
人気のある大手引越専門業者と宅配業者の単身向けサービスを比較してみました。
引越専門業者のプラン
単身向けコース | 特典など | |
---|---|---|
アート引越しセンター | 基本コース、ハーフコース、フルコース | |
サカイ引越しセンター | せつやくコース、ご一緒便コース | 段ボール無料 |
アリさんマークの引越社 | 単身ミニ引越しプラン | 段ボール無料 |
アーク引越センター | ミニ引越しプラン、ミニ引越し長距離プラン、すべておまかせプラン | 段ボール、段ボール回収、ハンガーBOX4個レンタル |
赤帽 | 距離制運賃料金、時間制運賃、運賃割増/地区割増料など |
宅配業者の引越しプラン
単身パック | |
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クロネコヤマト | 家具家電レンタル×単身引越しサービス、単身引越しサービス、単身引越しジャストサービス、おまかせフリー割サービス |
佐川急便 | カーゴプラン、チャータープラン、スタンダードプラン、まるごとおまかせプラン、レディースムービングなど |
日通 | 単身パック3種類 |
単身向け引越サービスの特徴
上の比較表を見て分かるように単身の引越しでは、以下の2つの選択肢があります。
- 引越専門業者の「単身プラン」
- 宅配業者の「単身パック」
この2つの大きな違いはサービス込でプランが組まれているか自分でサービスを組み合わせるかということ。
もちろんそれぞれメリットデメリットがあります。
それぞれのメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
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引越しプラン(主に引越専門業者) |
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引越しパック(主に宅配業者) |
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どちらが合っているか、安く引越せるのかは引越す人の状況によるというのが正直なところです(;´∀`)
私自身の引越しや夫の単身赴任の引越しの手配を何度もしてきましたが、その時その時によって一番安い業者は違いました。
季節や距離、荷物の量などの組み合わせによってまったく変わってくるのです。
引越しが決まったらまずは最低3社から見積りをとること!
これが1円でも安く引越しをするコツです。