家族での引越しは家具・家電の他、車やバイクなど大きな荷物が多いのが特徴です。
引越し料金が決まる主な要素は、
- 人件費(スタッフの数)
- 荷物量
- 距離
- 割増料金
- オプション料金
これらが複雑に組み合わさって料金が決まります。
家族での引越しの料金例
以下は、家族(※3トントラック程度の荷物量)で引越しをした場合の引越し料金の例です。
- 繁忙期の1日かかる引越し・・・・・約20~35万円
- 4時間(半日)で終わるor近距離の引越し・・・・・約5~8万円
- 中距離(100~200km圏内)の引越し・・・・・約15万
- 長距離のため1日で終わらない引越し・・・・・約30万円
あくまで目安ですが、距離や日取りによってかなり金額に差が出ます。
ここでは家族で引越した際、実際にどのくらいかかったのかアンケートをとってみました。
(調査サイト:クラウドワークス)
家族(ファミリー)の引越し料金相場(月別)
2人 | 3人 | 4人以上 | |
---|---|---|---|
1月 | 55,000円 | 60,800円 | 65,000円 |
2月 | 76,667円 | 86,000円 | 112,000円 |
3月 | 112,500円 | 169,167円 | 219,082円 |
4月 | 150,000円 | 175,000円 | 325,000円 |
5月 | 87,000円 | 98,000円 | 142,500円 |
6月 | 80,000円 | 85,000円 | 143,500円 |
7月 | 75,120円 | 158,000円 | 175,000円 |
8月 | 43,500円 | 70,133円 | 75,000円 |
9月 | 73,000円 | 59,800円 | 76,800円 |
10月 | 137,500円 | 89,500円 | 74,667円 |
11月 | 68,000円 | 77,900円 | 100,000円 |
12月 | 56,667円 | 59,750円 | 175,000円 |
※実際の引越しは個別の条件によって異なるため、参考程度にしてください。
こちらのグラフを見ると繁忙期である3月・4月の料金がダントツで高くなっています。これは引越業者に依頼が殺到するためにその需要に合わせて料金も設定されるからです。
特に4人家族となると4月の平均が約300,000円とかなり料金が跳ね上がっています。
これは、子どものいる家庭が入学や進級のタイミングで引越すことで4月に集中してしまうことが原因となっているそう。3月と4月では10万円近く差があるため、少しでも安く引越すには終業式や卒業式が終わったらすぐ引越しをして、3月中に引越してしまうのが良さそうです。
また、引越日に平日を選ぶか休日・祝日を選ぶかでも料金が変わってきます。
以下のグラフをみてください。
家族(ファミリー)の引越し料金相場(平日と休日・祝日比較)
2人の引越しではあまり変わらない結果となりましたが、3人家族で約20,000円、4人家族では50,000円も差が出ています。
平日を選ぶか休日・祝日を選ぶかでこれだけ差が出るわけですから、1円でも安く引越しをするなら平日を選ぶのが必須ですね(`・ω・´)b
おすすめの業者は?
実際に利用した業者(家族人数別)
上のグラフは、「実際に利用した引越し業者」を家族の人数別にアンケートから算出した結果です。
全体で人気のある引越し業者は「サカイ引越センター」と「アート引越しセンター」、宅配業者だと「クロネコヤマト」か「日通」が人気です。
家族で安く引越すには業者選びより日時と荷物量が重要!
1.不用品は処分していく、断捨離する
家族での引越しの特徴は、荷物が多いこと。引越しの料金を決める1つが荷物量です。荷物が多いとその分料金も高くなってしまいます。
つまり引越しは断捨離のチャンス!
引越しを機に不要なものはどんどん捨てたり売ったりしてしまいましょう(^^)v
不用品の引取りを行っている業者もあるので、見積りの際に聞いてみましょう。
2.早めにとりかかること
急な転勤であれば仕方がないですが、そうでなければ引越しが決まった時点で動き出すことが大事!
一度だけ育児に忙しく準備を後回しにしていて、引越し予定日5日前になって急いで見積りをとったことがあるのですが、比べる時間もない上に不用品の分別も追いつかず無駄な家具まで運んでしまい、結果的にかなり割高な料金で引越すハメになりました。
引越しが決まったらすぐに見積りをとって段ボールをもらい、荷造りをはじめることが大切です。
3.安い日・時間を選ぶこと
実際かかった料金の月別平均と平日と休日・祝日別平均のグラフを見ても分かるように引越しをする月や平日と休日・祝日でも金額が変わってきます。
1番良いおすすめなのは、
・引越したい日・時間に空いている業者を探すこと
もしくは
・「安い日でお願いします」と業者のスケジュールの空いている日を選ぶこと。
引越し業者は、1日に数件の引越し案件をかかえています。
そのため、日にちと時間をきっちり指定して依頼すると料金は割高になります。例えば1日3件できるのに2件になってしまうなど業者のスケジュールが損な動きになってしまうため、その分が依頼者に跳ね返ってくるのです。
複数の業者に日時を踏まえて料金の見積りをとること。これが料金を1円でも安くするための近道です。